韓国の大学教授200人摘発、他人の著書の表紙だけ替え自著として出版=韓国ネット「これが大学教育の現実」「本がこれじゃ、論文は推して知るべし」

Record China    2015年11月25日(水) 21時20分

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24日、他人の著書の表紙のみをすげ替えて自著として出版したり、こうした行為を黙認したりしたとして、韓国の大学教授200人余りが摘発された。資料写真。

2015年11月24日、韓国・聯合ニュースによると、他人の著書の表紙のみをすげ替えて自著として出版したり、こうした行為を黙認したりしたとして、韓国の大学教授200人余りが摘発された。

韓国の議政府地検は24日、「表紙替え」による著作権法違反・業務妨害などの容疑で、全国50校余りの大学の教授ら200人余りを摘発したと明らかにした。検察は合わせて、こうした犯行を知りながら、新作と偽って図書を発行した出版社3社の社員4人についても捜査を進めている。

「表紙替え」の方法は、すでに出版された専門書の表紙の著者名を自分の名前に変えるという実に単純なもの。一部の教授は疑いを避けるため、タイトルに文字を1、2字付け加えたり、逆に削除したりする手法も取っていた。こうした「表紙替え」は1980年代ごろから教授らの間で横行していたが、本格的な捜査が行われたのは今回が初めて。

これについて、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「大学と教授の名前を公表して!」

「これが大学教育の現実。教授はこんなことをしておきながら、学生には自分の本を買うよう強要する」

「詐欺師たちに教授の名はもったいない」

「やってほしい研究はしないで、他人の物を盗むとは…」

「学者という仮面をかぶった窃盗犯」

「若者の職場が200人分空いたね」

「こんな能力のない教授から学ぶ学生はどうなってしまうんだ?教授は70年代の卒論でやったようなことを、いまだにやっているのか」

「偽物が世の中を牛耳っている」

「こんなことを放っておいたら、法律も腐り、韓国も腐る」

「韓国が世界の大学ランキングで評価されない理由がここにあった」

「本がこれじゃ、論文は推して知るべし」(翻訳・編集/吉金

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