北京で人気の老人ホームは「100年待ち」、中国の高齢者介護事情―中国メディア

Record China    2015年11月28日(土) 17時0分

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24日、新華網は、中国の老人ホームの現状について伝えた。資料写真。

2015年11月24日、新華網は、中国の老人ホームの現状について伝えた。

中国は先日、1979年から続けてきた一人っ子政策を完全に廃止した。背景には、高齢化による労働人口の減少があるという。高齢化が進む中で問題になってくるのが介護だ。

現在、国営の老人ホームは満杯の状態が続いている。北京で最も人気の老人ホームは100年待ちとも言われている。また、入居にかかる費用も莫大で、月額3万元(約57万円)というところもある。2014年の報告書によると、全国の老人ホームのベッド数は、老齢人口1000人当たり平均で20床ほどだという。

一方で、「中国養老機構発展研究報告」によると、全国の老人ホームの空床率は48%に上っている。都市部と農村部では事情が異なるからだ。

安徽省のある村で13年にオープンした老人ホームは、3階建てで60部屋あり、ベッドは140床あるが、入居者はわずか65人で「従業員と変わらない人数」だという。中国老齢科学研究センターの呉(ウー)主任は、「“老後のために子どもを育てる”と言われるように、高齢になっても自宅で過ごしたいという人が多い」と話す。

このほか、介護サービスの内容も関係している。民営の老人ホームの9割近くが、自分で身の回りのことができる老人しか受け入れない。一方で、リハビリを行う施設は1割、ターミナルケア(終末期ケア)を行う施設に至ってはわずかに3%しかないのが現状だ。(翻訳・編集/北田

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