2015年11月24日、中国紙・環球時報は日本メディアの報道を引用し、米海軍が南シナ海で行っている「航行の自由作戦」に日本が参加することはないと安倍首相が明言したことを伝えた。

東アジアサミットに出席した安倍首相は、クアラルンプールで記者会見を行った際、米海軍が南シナ海で行っている「航行の自由作戦」について、「自衛隊の活動とは別のもので、わが国がこれに参加することはない」と明言した。環球時報はこの発言について、「火の粉が降りかかるのを心配したからだ」と分析した。

このニュースが中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で伝えられると、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「中国のことが怖くなったのかな？」

「日本はずいぶん親不孝な子どもだな」

「気をつけろ、何か陰謀があるに違いない」

「おいおい、大和民族の勇気と信用はどこにいったんだ？」

「安倍首相は嫌いだけど、政治家としては合格だと言わざるを得ない」

「（靖国神社の）トイレが爆発したからビックリしちゃったのかな？」

「ほほう、（靖国神社の）トイレも無駄に爆発したわけではなさそうだ」

「（靖国神社の）トイレが爆発しただけでこれだ。神社全部が爆発したらどうなるかな？」

「日本人の言うことは信用できないだろ」

「安倍首相は米軍の作戦には参加しないと言っているだけで、自衛隊の活動とは別だ。安倍首相の意味は自衛隊単独で行動するということだ」（翻訳・編集/山中）