韓国がサマータイム制度導入を検討、内需拡大で輸出低迷のダメージ帳消しを狙う―中国メディア

Record China    2015年12月8日(火) 5時15分

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7日、韓国政府が来夏にサマータイム制度を実施することで検討を進めている。写真はソウルのカンナム。

2015年12月7日、新華網は韓国政府が来夏にサマータイム制度を実施することで検討を進めていると報じた。

韓国企画財政部の関係者の話として伝えたもので、内需拡大によって輸出低迷の影響を払しょくしたい考え。「時間を1時間進めればエネルギーの節約につながるだけでなく、消費拡大や観光促進が期待できる」という。

韓国の今年10月の輸出は前年同月比15.8%減と2009年8月以降、最大の減少幅を記録しており、世界経済の成長鈍化や原油価格の下落を背景に依然、深刻な状況が続いている。この一方で、韓国開発研究院(KDI)は最新のレポートで「輸出低迷は続いているが、内需は回復に向かっている」と指摘、今年9月の国内小売販売額指数は前年同月に比べ5.5%の伸びを見せた。

韓国ではこれまで、1948〜1956年、1987〜1988年にサマータイム制度が導入されている。その後、経済が悪化した1997年、2007年、2009年に再開を検討する動きが起こったが、反対意見が強かったため実現には至らなかった。(翻訳・編集/野谷

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