日本優位が崩れる、アジアの家電市場で躍進する韓国=「野球のプレミア12と同じで最後は逆転だ」「重要な部品はすべて日本製」―韓国ネット

Record China    2015年11月23日(月) 21時10分

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20日、韓国・聯合ニュースは「日本が優位を誇っていたアジアの家電市場を韓国が席巻している」と伝えた。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真は北京のLGビル。

2015年11月20日、韓国・聯合ニュースは「日本が優位を誇っていたアジアの家電市場を韓国が席巻している」と伝えた。

パナソニック、シャープ、東芝など日本のメーカーは長い間、アジアの家電市場で優位を保っていたが、現在は韓国のサムスン電子とLG電子が勢力を伸ばし、市場の構図が変化してきている。日本メディアが主力家電製品である洗濯機、テレビ、冷蔵庫、エアコンついて、8カ国でシェア調査を行った結果、32の市場(8カ国×4製品)の半分近くになる15市場で韓国企業がトップシェアの座を獲得した。

また、日本メーカーはブラウン管テレビで、インドネシアのテレビ市場を支配していたが、LCDテレビの普及によって守勢に回った。英市場調査会社ユーロモニター・インターナショナルによると、シャープは2010年には33%を占めトップシェアだったが、昨年は21%となり、LG電子(26%)に首位の座を明け渡した。洗濯機もLG電子とサムスン電子の統合シェアが43%に達する。韓国企業がシェアを拡大した要因として、商品のローカライズと手厚いアフターサービスが指摘されている。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「19日のプレミア12と同じだ。最後に逆転することになった」

「名実ともに、韓国は世界の家電大国になった」

「後ろからは中国の足音が聞こえている。安心はしていられない」

「中国は侮れない。韓国が日本を打ち負かしたように、中国に負けないように注意しなければならない」

「そういえば、最近日本製品のデザインと質が以前に比べて低下してきているように感じる」

「東芝は巨額の不正会計処理をするし、シャープは危険なの状態だ。トップシェアもどんどん失っている。最近の日本企業は何かおかしい」

「朝鮮戦争で焦土となったこの小さな国が、わずか60年ほどで世界最高の日本製品からその座を奪うとは、本当にすごいことだ」

「数百年もの間、日本に後れをとっていたが、ようやく追い越せる分野がでてきたか」

「別に喜ぶことではない。韓国は単なる組み立て工場に過ぎない。重要な部品はすべて日本製だ。韓国が売り上げを伸ばすと、日本製も一緒に売り上げを伸ばす」(翻訳・編集/三田)

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