2015年11月19日、新華社によると、中国が完全に独自の知的財産権を持ち、中車青島四方機車車両株式有限公司が開発・生産する時速350キロ中国標準動車組（新型高速列車）が18日、大西旅客専用線（山西省大同市〜陝西省西安市）で時速385キロの試験速度を記録した。列車は卓越した技術性能を示し、高速試験に合格した。

航空機が試験飛行を必要とするのと同様、新型動車組は正式な運行の前に試験を行わなければならない。中国標準動車組は6月30日より北京の中国鉄道科学研究院で4カ月弱の環状線試験を実施し、静的試験および時速160キロ以下の低速試験に合格した。

試験結果によると、同列車は動力学的性能、空気動力学、集電、けん引性能、騒音などの重要な技術指標で高い能力を示し、設計上の要求をすべて満たした。これは中国標準動車組が高速試験に合格し、運行に向けた試験に向け堅固な基礎を築いたことを意味する。（提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤）