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中国がTPP加入を前向きに検討、米国も歓迎=米中投資協定締結で両国経済関係さらに発展へ―米首席国務次官補代理が明かす

配信日時:2015年11月26日(木) 11時7分
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19日、カート・トン米首席国務次官補代理(経済担当=写真左)が日本記者クラブで講演した。「中国はTPP(環太平洋連携協定)への加入を前向きに検討しており、我々も意を強くしている」と指摘、中国のTPP加盟を歓迎する方針を示した。

2015年11月19日、カート・トン米首席国務次官補代理(経済担当)が日本記者クラブで講演した。「中国はTPP(環太平洋連携協定)への加入を前向きに検討しており、我々も意を強くしている」と指摘、中国のTPP加盟を歓迎する方針を示した。その上で、中国とは2国間投資協定交渉を進めており、締結されれば、「米中経済関係は透明性や予見可能性などが向上しさらに発展する」と強調した。発言要旨は次の通り。

中国はTPP(環太平洋連携協定)への加入を前向きに検討しており、我々も意を強くしている。TTPについて、中国はかつて、「(各国が)中国封じ込めを狙っている」など消極的な見解を表明していたが、今は中国の主要な高官がきちんと対応している。TPPは中国も含めたアジア太平洋地域のすべての国民にチャンスをもたらすと理解されているのは嬉しいことだ。最近上海を訪問し、中国の友人と興味深い話をしてきた。彼らも(TPPの有用性は)十分わかっている。

中国とはTPP交渉の以前から、貿易投資に関する透明性、開放性、非関税、最恵国待遇などの問題などを協議している。中国には、より真剣に高い理想を持って貿易フレームワークを自らのものとして検討してもらえれば嬉しい。

米国は中国と二十数項目にわたる2国間投資協定交渉を進めており、締結されれば米中経済関係は透明性や予見可能性などが向上しさらに発展する。米中は誠意を持って交渉に臨んでいる。(八牧浩行)

■筆者プロフィール:八牧浩行
1971年時事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務取締役、編集局長等を歴任。この間、財界、大蔵省、日銀キャップを務めたほか、欧州、米国、アフリカ、中東、アジア諸国を取材。英国・サッチャー首相、中国・李鵬首相をはじめ多くの首脳と会見。現在、日中経済文化促進会会長。Record China相談役・主筆。著著に「中国危機ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」など。 ジャーナリストとして、取材・執筆・講演等も行っている。

※掲載している内容はコラムニスト個人の見解であり、弊社の立場や意見を代表するものではありません。

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