2015年11月17日、香港で行われたサッカーのワールドカップ（W杯）ロシア大会のアジア2次予選、香港対中国の試合前の国歌斉唱の際に、香港サポーターは「新たな方法」で抗議の意を示した。

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これまで香港サポーターは、試合前の国歌斉唱で中国国歌が流れることに不満を示すため、たびたび大きなブーイングを行っていた。しかし、国際サッカー連盟（FIFA）が10月の試合でのブーイングを問題視し、香港サッカー協会に罰金を命じたことを受け、抗議の方法を変えた。

17日の中国戦では、「BOO」や「香港不是中国（香港は中国ではない）」とプリントされた紙を掲げる方法で抗議の意を示した。それでも、やはり一部からはブーイングの声が起きた。なお、試合は0−0の引き分けに終わった。中国と香港が入るグループCは、カタールが勝ち点18で首位、香港が勝ち点14でグループ2位、中国は勝ち点11で3位となっている。（翻訳・編集/北田）