2015年11月15日、韓国・聯合ニュースによると、韓国政府が元慰安婦への財政支援を拡大する方針を明らかにした。

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韓国女性家族部はこの日、元慰安婦らに支給されている生活安定支援金と見舞金、治療事業に関する支援金の来年度予算での増額を検討していると明らかにした。現在、1人当たり月104万3000ウォン（約11万円）の生活安定支援金は130万ウォン（約13万6000円）に、今年3億ウォン（約3100万円）だった見舞金予算は4億4300万ウォン（約4600万円）に、また1人当たりの治療事業支援金は427万ウォン（約44万6000円）から454万3000ウォン（約47万4000円）に、それぞれ値上げする方針だ。

元慰安婦への支援金をめぐっては、政府による支援と内容が重複しているとして、一部自治体からの支援事業打ち切りを政府が勧告したばかり。これには韓国のネットユーザーから反発の声が数多く寄せられていたが、今回の支援金増額の報には賛否のコメントが寄せられている。

「よくやった。認めよう」

「何もせずに口だけ達者な人たちより、少しでも実践する女性家族部の方がまし」

「1日で何十件もセクハラのニュースが出る韓国には、やっぱり女性家族部は必須だね」

「元慰安婦には、普通のおばあさんのように過ごしてほしい」

「もっと早く増額すべきだった」

「遅くなりはしたけど、知らんぷりせず、残った方たちだけでも支援してあげて」

「元慰安婦のためにこうして尽力してくれてうれしい。国のために犠牲になった他の方たちも、十分な福祉を受けられるようにしてほしい」

「元慰安婦のおばあさんたちは、もうたくさんの支援を受けているよ。彼女たちが望むのは、ただ日本の謝罪だけだと言っていたはず。女性家族部は、支援よりも日本の謝罪をどう引き出すかを考えるのが先では？」

「女性家族部など不要だ」（翻訳・編集/和氣）