中国の6月における被災状況が発表される。北方は旱魃、南方山岳地帯は洪水に見舞われる

Record China    2006年7月7日(金) 23時31分

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2006年7月5日、大雨に襲われた安徽省蕪湖市(あんきしょう ぶこし)街の様子。

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世界規模の異常気象が続いている中で、2006年6月の中国国内の自然災害による被害状況は、過去5年間の同時期と比べて、最悪な状況におちいっていると中国政府が2006年7月4日発表した。6月に入ってから、中国各地では、大規模な干ばつ、洪水、ひょう、がけ崩れ、土石流などの自然災害が頻発した。統計によると、全国の被災数は8594.6万人、緊急避難をした人は254.5万人、死者392人となっている。また、農作物の被災面積は8173キロヘクタール、家屋の倒壊は42.8万件となった。直接的な被害総額は262.8億元(約4000億円)。また、中国政府救済担当セクションでは、6月に起きた自然災害について次のような特徴をあげている。北西部、東北部、内モンゴルのほとんどの地域では、干ばつが進行し、なかでも湖北(こほく)、河南(かなん)、重慶(じゅうけい)等の地域では、特に深刻な状態となっているという。これと対照的に、上海市、安徽(あんき)、江蘇(こうそ)など南方地区では、連日の豪雨に見舞われ、特に山岳地帯では、例年と比べ、洪水による甚大な被害が出ているという。

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