2015年11月7日から13日までの1週間、中国にかかわる主な動きとして以下のようなニュースが報じられた。

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▼中台首脳の歴史的会談が実現、シンガポールで分断後初

中国の習近平（シー・ジンピン）国家主席と台湾の馬英九（マー・インジウ）総統は7日、シンガポールで歴史的会談に臨んだ。中台首脳の会談は1949年の分断後、初めて。

▼中国外交部、習主席のフィリピン訪問を発表、APECに出席

中国外交部は9日、17〜19日に開催されるアジア太平洋経済協力会議（APEC）に出席するため、習近平国家主席がフィリピンを訪問することを明らかにした。南シナ海問題で中国と領有権を争う同国のアキノ大統領は、APEC首脳会議でこの問題を取り上げない意向を表明している。

▼「独身の日」大セール、アリババ「Tmall」は1兆7600億円

中国の「独身の日」にあたる11日、各ネット通販サイトで激安セールが繰り広げられ、国内電子商取引最大手・阿里巴巴集団（アリババグループ）が運営する「Tmall（天猫）」はこの日だけで取引額が912億元（約1兆7600億円）を超えた。

▼遼寧省瀋陽市で深刻な大気汚染、PM2．5が一時1400突破

中国遼寧省瀋陽市で8日、PM2．5の値が局地的に一時1立方メートル当たり1400マイクログラムを突破した。市民からは目やのどの痛みを訴える声が上がった。

▼中国人民銀が新100元札を発行、偽造防止に新技術採用

中国人民銀行は12日、偽造防止の新技術を採用した新100元札を発行した。表面の「100」の文字が、見る角度によって金色から緑色に変わるようにするなどの技術を施している。しかし、紙幣識別機は「偽札」と判断、ATMも取り扱いが不能となるなど、思わぬトラブルが相次いだ。（編集/野谷）