人権問題訴えるぺロシ氏のチベット訪問を許可した中国政府―英メディア

Record China    2015年11月14日(土) 8時50分

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12日、英BBC中国語版は、中国政府が、中国の人権問題を批判している米下院民主党のペロシ院内総務らのチベット訪問を許可したと伝えた。写真はチベット。

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2015年11月12日、英BBC中国語版は、中国政府が、中国の人権問題を批判している米下院民主党のペロシ院内総務らのチベット訪問を許可したと伝えた。

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ペロシ院内総務らはチベット訪問後、全国人民代表大会(全人代)常務委員会の張平(ジャン・ピン)副委員長と面会。張副委員長はペロシ氏にチベット訪問の感想を尋ねたが、その返答は記者団には聞こえなかった。米代表団のチベット訪問は事前に発表されてはいなかった。

1950年に人民解放軍がチベットを「平和的に解放」して以来、中国はチベットに対して厳しい管理を続けており、外国人記者や政治家などがチベットを訪れることは極めてまれだ。人権団体などからは、中国がチベット人の文化や宗教の自由を制限していると指摘が出ているが、中国側は「チベットに発展をもたらすためだ」として強く否定している。

ペロシ氏はこれまでチベットの人権問題で声を挙げており、ダライ・ラマ14世とも面会したことがある。(翻訳・編集/北田

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