中国、村役場の「ツケ」でレストランつぶれる=接待で利用し130万円滞納―陝西省

Record China    2015年11月16日(月) 13時27分

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12日、中国では地方政府や役場が接待の際にレストランを利用することが多く、持ち合わせがない場合は「ツケ」を利用することも珍しくない。このほど村役場の「ツケ」により店じまいしたレストランが報じられ、話題を集めている。写真は中華料理。

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2015年11月12日、中国では地方政府や役場が接待の際にレストランを利用することが多く、持ち合わせがない場合は「ツケ」を利用することも珍しくない。このほど村役場の「ツケ」により店じまいしたレストランが報じられ、話題を集めている。新京報が伝えた。

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陝西省渭南市華県杏林村の男性は、1997年にレストランを開店。すぐに村役場御用達の接待場所となったが、同年から2003年までの間役場は148回にわたりツケで店を利用し支払いを滞納。役場のツケにより資金繰りができなくなった男性は03年に店を閉め、農民に逆戻りした。

男性によると、役場の未払い額は7万元(約130万円)に達し、役場もツケは認めているものの、役場には返済する金がないと説明している。

異動になったかつての村長に「金がないのになぜレストランを利用した?」と問い詰めると、「ツケは珍しくない。視察に来た役人の腹を空かせたまま帰すわけにはいかないだろ?」と述べた。役場の立場や懐事情もあるだろうが、そのツケが庶民に回ってしまうようでは納得できる人も少ないだろう。(翻訳・編集/内山

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