国家一級保護動物ニシキヘビが家出、日向ぼっこ中を保護―北京市

2007年10月25日昼ごろ、北京市大興区にある化学製品工場の外壁近くで体長2．6メートル、体重約9キロのニシキヘビが発見された。胴回りの最も太い部位は28センチもある。

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急きょ、北京野生動物園の職員が応援に駆けつけ、ニシキヘビを動物園に保護し、専門家に鑑定を依頼した。すると、このニシキヘビは楽器二胡などに使われる中国の国家一級重要保護動物CITES（ワシントン条約）に該当するものだという。南方に多く生息するので、北京で見つかることはめったにない。また、この種のニシキヘビは毒はなく、一般的に人を攻撃することはない。

今回は個人が飼育していたものが逃げ出し、工場の隅に隠れていたが、寒いので日向に出てきたところを発見されたと見られている。現在、動物園で管理されており、飼い主を探している。（翻訳・編集/YO）