韓国人が「いまだに日本との差が大きいと感じる点」とは?=「日本を見習うべき」「むしろ日本のやり方は窮屈」―韓国ネット

Record China    2015年11月16日(月) 21時10分

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16日、韓国のインターネット掲示板にこのほど、「韓国と日本の差がいまだに大きいと感じる点は…」とのスレッドが立ち、スレッド主が実体験を含め例を挙げた。資料写真。

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2015年11月16日、韓国のインターネット掲示板にこのほど、「韓国と日本の差がいまだに大きいと感じる点は…」とのスレッドが立った。

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スレッド主は、「洗練されたファッションやデザインは、テレビなどで見るに、韓国は日本に負けてないし、むしろ韓国の方が優れている思う部分も多い」としながらも、「まだ日本との差が大きい」と感じるのは、「人々の仕事に対する取り組み方と、業務マニュアルやシステム」だという。

一例として挙がったのが、コンビニのアルバイト店員の業務姿勢。韓国のコンビニでは、朝や夜の時間帯に客が来ても店員はあいさつをしないし、制服も着ずに私服でスマホゲームをしたり動画を見たり。時には歯磨き中の店員もいるという。レジではほぼ無言で、最後に「いくらです」と値段を言うだけ。ひどい場合は、友人を呼んでレジカウンターでおしゃべりをしている店員も。

一方日本の店員は、深夜でも客が来れば必ずあいさつするし、きちんと制服を着てレジ前に立っている。会計時には「100円が1点、200円が2点…合計いくらです」と計算し、「いくらお預かりします」「いくらのお返しです」まできっちり。

スレッド主は「韓国のコンビニにだって業務マニュアルがあるだろうに、どうしてこうも違うんだろう?」と疑問を呈した上で、自身が担当する自動車部品の輸出に関しても「違い」を感じるとつづった。

スレッド主が輸出を担当する部品の一つに、1箱9万個入りの製品があるという。一つ一つ数えるわけにもいかず個数を設定して自動包装するが、万が一少なく包装されては困るため、最後に手で100〜200個を加えているそうだ。これで欧米や東南アジアの国とは何の問題もなく取引をしてきたが、このほど日本のメーカー2社から「1箱に9万個以上入っている」と苦情が来た。そこでスレッド主が事情を説明すると、「誤差をプラスマイナス3個以内にしてほしい」と「あきれるようなことを言ってきた」という。

「この正確性は、誠実な日本人の長所なのか、マニュアルに執着し過ぎる短所なのか…」とつづるスレッド主に、他のユーザーらは次のようなコメントを寄せた。

「日本人が仕事をきっちりやる点は見習うべき」

「同感。小さな会社ほどその差が出るよ。韓国の零細企業はマニュアルやシステムが整ってない場合が多いからね」

「原発問題の処理を見てると、日本人の性質が『副作用』として働いてるように思う」

「むしろ日本のような形式的なサービスはちょっと窮屈な感じがするんじゃないかな。大げさだし、変に親しげにされても…」

「韓国のコンビニは大企業文化をそのまま反映している。韓国は社員を奴隷のようにこき使うから、労働の質がこんな状態なんだ」

「韓国はまず労働者の待遇から改善するべき」

「一つ言えるのは、日本の市民意識は韓国より成熟しているということ。韓国も時間がたてば日本に近づけると思う」

「自己反省とプライドが日本人の姿勢に表れていると思う。自分の仕事に徹底して取り組み、自分の存在感を確認しようとする気持ちだ。日本の各分野に職人が多いのも同じ理由だよ」

「親切の程度とかは、単に文化の違いにすぎない」(翻訳・編集/和氣)

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