韓国の大学センター試験目前!受験生を勇気づける面白プレゼントには、こんな意味が―韓国メディア

Record China    2015年11月11日(水) 14時25分

拡大

10日、韓国で年に1度の大学入試センター試験を目前に控え、受験生に激励の意味を込め贈られるプレゼントの移り変わりについて、韓国・世界日報が報じた。写真はフォーク。

(1 / 2 枚)

2015年11月10日、韓国・世界日報は、韓国で年に1度の大学入試センター試験「修学能力試験」を目前に控え、受験生に激励の意味を込め贈られるプレゼントの移り変わりについて報じた。

その他の写真

試験当日、会場前で繰り広げられる光景は韓国の晩秋の風物詩。受験生の母親らが手を合わせ子どもを送り出す横で、後輩らが応援のプラカードを持って「浪人しないで!」「絶対合格!」などの声を上げる。また、「ワカメスープや脂っこい食べ物は『滑る』から食べてはいけない」「覚えたことを忘れるから、髪や爪を切ってはいけない」など、試験にちなんだ「迷信」も、古くから広まっているという。

しかし、受験生に贈られるプレゼントは、時代とともに変化がみられる。一昔前までは「落ちずにくっつく」あめと餅と決まっていたが、1990年代にちょっと変わったプレゼントが増えた。「よく当てる・突く」ためのフォークやダーツ、「よく解く(鼻を「かむ」と同じ語)」ためのティッシュペーパー、「よく見る」ための手鏡、「ぱっと付く」ようにマッチ、「点数を上げる(膨らます)」風船ガムといった具合だ。また、受験生の生まれ年に製造された10ウォン玉硬貨や、えとが描かれたパンツも人気が出た。

2000年代になると、携帯電話に貼る合格札や、「よく当てる(「撮る」と同じ語)」ようにデジタルカメラ、さらに「合格」の文字が表面に浮き出た「合格りんご」も登場した。そして新型インフルエンザが流行していた09年には、手の消毒剤や栄養補給のための朝鮮ニンジン、頭がすっきりするという酸素スプレー「合格酸素」、試験までの残り期間を教えてくれる「修能専用時計」も人気に。

最近では、合格お札がデザインされたスマートフォン用の補助バッテリーのほか、難関のソウル大や高麗大オリジナルの読書用ブックスタンドが売れているという。

韓国のメディアではこの時期、こうした試験関連のニュースがさまざまに報じられ、それぞれの記事にネットユーザーから「受験生のみんな、頑張れ」と激励の声が数多く寄せられる。現代の受験生にとっては、こうした声もプレゼントの一つと言えるかもしれない。

今年の修能試験は12日、全国1212の会場で行われ、約63万人が受験予定だ。(翻訳・編集/和氣)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携