チャン・イーモウ監督所属の映画会社・楽視影業、中米合作映画12本の巨大プロジェクト発表―中国

Record China    2015年11月15日(日) 11時7分

拡大

10日、中国の映画会社・楽視影業(Le Vision Pictures)が、米中合作映画を製作するG2(Great 2)戦略を発表。今後のプロジェクトとして、映画12作品の製作を明らかにした。写真は映画「長城」製作発表会。

(1 / 2 枚)

2015年11月10日、中国の映画会社・楽視影業(Le Vision Pictures)が、米中合作映画を製作するG2(Great 2)戦略を発表。今後のプロジェクトとして、映画12作品の製作を明らかにした。新浪が伝えた。

その他の写真

米カリフォルニアで開催中の映画見本市「アメリカン・フィルム・マーケット(AFM)」で9日(現地時間)、発表会が行われた。13年、中国映画界の巨匠チャン・イーモウ(張芸謀)監督を契約監督およびディレクターとして迎えた楽視影業が、ハリウッドの映画会社と手を組み、12本の米中合作映画を製作することを明らかにした。ロサンゼルスを拠点に、世界規模への発展を視野に入れたG2戦略を起動させる。

楽視影業によると、ディズニーアニメ「ライオンキング」などで知られるロバート・ミンコフ監督と手を結び、アニメ映画「狼図騰(Wolf Totem)」と「臥蚕」を製作する。さらに、「八仙降魔」「七星聖戦」「今古英雄戦異形」「硅谷那些事」「雪獣」「万王之王」「追日」「牡丹亭」「杜蘭[几/木](Turandot)」の映画9本の製作を明らかに。ほとんどが中国の神話や伝説をベースにしたファンタジー作品となっている。

また、脚本家ジェイソン・ロスウェルの「Zodiac: The Year of the Snake(黄道十二宮)」を買い入れたことを明らかにし、こちらは映画「白雪姫と鏡の女王」などを手掛けた著名プロデューサー、バーニー・ゴールドマン氏が製作に参加する。

楽視影業は現在、チャン・イーモウ監督による米中合作映画「長城(The Great Wall)」を製作中。製作費1億5000万ドル(約185億円)で、米中合作としては最高額となる。米俳優マット・デイモンらが出演し、来年11月の全米公開を予定している。(翻訳・編集/Mathilda

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携