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海外進出を加速する中国高速鉄道、専門家「安いだけと誤解されかねない」と指摘―中国紙

配信日時:2015年11月9日(月) 16時50分
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8日、中国は高速鉄道の海外市場への進出を積極的に行っているが、専門家が「低価格をあまり強調しすぎると、安いだけだと誤解される恐れがある」と指摘した。写真は鉄道車両製造工場。
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2015年11月8日、中国青年報によると、「中国高速鉄道の海外進出」が近年の中国ではホットワードとして定着しているが、西南交通大学の主催する「シルクロード経済ベルト・中国高速鉄道海外進出戦略サミット」が10月30日に四川省成都市で行われた。

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西南交通大学の徐飛(シュー・フェイ)校長は、海外需要の面から見ると、シンガポールなどだけでなく、習近平(シー・ジンピン)国家主席が提唱する「一帯一路」外交政策の対象国における発展途上国の多くが大規模なインフラ整備を必要としていると指摘。同地域の人口は44億人で世界全体の63%、経済総量は23兆ドル(約2760兆円)で同29%に達し、高速度の鉄道は最も現実的で経済的、信頼の置ける選択肢だと話した。

同大学経済管理学院の周国華(ジョウ・グオホア)教授は、低価格をあまり強調しすぎると、中国の高速鉄道は性能や品質と引き替えにコストを切り詰めていると海外で誤解されかねず、長期的に見て世界的な一流のブランドを作るという点で不利に働く恐れがあると指摘した。

「一帯一路」政策を担当している何江川(ホー・ジアンチュワン)氏も、中国のハイエンド製造業を現実のものにするには、価格競争や政策支援に頼ってばかりではなく、より先進的な技術や独自の知的財産権こそ必要であり、周到な市場調査や綿密なコスト計算も欠かせないと述べている。(翻訳・編集/岡田)

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