Record China 2007年10月26日(金) 13時57分
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2007年10月、冬の訪れを前に、北京市では代表的な冬野菜である白菜の出荷がピークを迎えている。身近な野菜の代表格であり、特に昨年は記録的な低価格を記録したが、その10倍近い値段となっている。
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2007年10月、冬の訪れを前に、北京市では中国の代表的な冬野菜である白菜の出荷がピークを迎えている。安価な野菜の代表格であり、特に昨年は記録的な低価格を記録した白菜だが、現在の卸価格はキロあたり1.05元(約16.8円)と前年同期の10倍近い値段となっている。豚肉価格を始め、食品価格の高騰が続く中、厳しい追い打ちとなりそうだ。
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10月初頭はキロあたり0.6元(約9.6円)だった白菜の卸価格は気温の低下と呼応するように急上昇。一時はキロあたり1.6元(約25.6円)を記録した。出荷量の増加と共に値段は落ち着きを見せたものの、昨年のキロあたり0.1から0.14元という価格と比べれば、10倍近い数値となっている。
価格高騰の原因は昨年の低価格。昨年赤字となった農家が多く、今年は北京市の作付面積は前年比10%減少の12.3万ムーとなっている。河北省など近隣地域でも白菜の作付面積は減少しているという。ただし、現在大量の白菜が出荷を待っている状態であり、今後、価格は低下する見通しだ。(翻訳・編集/KT)
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