習主席が南シナ海問題に言及=「航行の自由に問題が起きたことはなく、今後も起きることはない」―シンガポール

Record China    2015年11月7日(土) 15時48分

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7日、央広網によると、中国の習近平国家主席がシンガポール国立大学で講演を行い、「南シナ海の航行と飛行の自由はまったく問題ない」と強調した。写真は南シナ海。

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2015年11月7日、央広網によると、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席がシンガポール国立大学で講演を行い、「南シナ海の航行と飛行の自由はまったく問題ない」と強調した。

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習主席は、「南シナ海政策の出発点と着地点は、南シナ海地域の平和と安定を維持することだ。南シナ海情勢は全体的に平和であり、航行と飛行の自由にも問題が起きたことはなく、今後も問題が起きることはない。なぜなら中国は南シナ海のスムーズな航行が必要だからだ」と述べた。

また、南シナ海が中国の領土であることを主張し、「中国は当事国と歴史的事実の尊重を基礎に、国際法に則って話し合いを通じて問題を解決していく。中国には、アセアン諸国と共に南シナ海地域の平和的安定を守っていく能力と自信がある」とした。

さらに、域外国については「アジアの平和と発展事業に関わり、積極的な役割を果たすことを歓迎する」とした上で、「現在、アジア各国政府が直面している最も重要な課題は、どのように急速な発展を持続させるかということで、これには平和で安定した環境が必要だ。これは地域の国の最大公約数であり、域外国もこの点を理解・尊重して、建設的な力を発揮すべきだ」とした。(翻訳・編集/北田

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