孔子の子孫が住んだ世界文化遺産、壁には観光客の名前がびっしり=落書きに管理側は頭抱える―山東省

Record China    2015年11月9日(月) 9時22分

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5日、香港・東方日報は、孔子の子孫が住み世界文化遺産に登録された「孔府」が落書き被害に遭っていると伝えた。

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2015年11月5日、香港・東方日報は、孔子の子孫が住み世界文化遺産に登録された「孔府」が落書き被害に遭っていると伝えた。

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中国では観光先の建造物に人名やメッセージを落書きするマナー違反が横行しており、山東省曲阜市にある「孔府」の歴史ある壁も同様の被害に遭っている。「孔府」では入り口に看板を立て注意事項を掲示しているが、歴史ある壁には観光客の名前がびっしり書き込まれている。

「孔府」の管理部門責任者は、「落書きには頭を抱えているが、関連の法律がないため取り締まりは難しい」と述べている。さらに同市の文化財関連部門職員は、「壁に刻み込まれた文字を消すことは難しい、無理に文字を消そうとすれば壁に損傷をあたえてしまう」と修復の難しさを説明した。(翻訳・編集/内山

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