中国・習主席が初のベトナム訪問、中越双方が南シナ海問題で冷え込んだ関係の修復目指す―仏メディア

Record China    2015年11月5日(木) 10時45分

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4日、RFI中国語版は、中国の習近平国家主席のベトナム公式訪問に関し、南シナ海における資源開発をめぐって対立した両国が関係修復に動くとする記事を掲載した。写真は中越の国旗。

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2015年11月4日、仏国際ラジオ放送ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)中国語版は、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席のベトナム公式訪問に関し、南シナ海における資源開発をめぐって対立した両国が関係修復に動くとする記事を掲載した。

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習主席は5日、就任後初となるベトナム、シンガポール訪問へと出発。ベトナム滞在は6日までの予定で、グエン・フー・チョン共産党書記長、チュオン・タン・サン国家主席らと個別の会談を実施、さらに国会での演説も要請されているという。

昨年、中国が南シナ海に石油掘削装置を設置した問題で両国の緊張状態はひどく悪化するなどしており、これについてロイターは「双方が関係修復の方法を模索しているところだ」と指摘し、習主席はベトナムで手厚いもてなしを受けるだろうと分析。また、中国国際問題研究院の蘇格(スー・ガー)院長は「習主席の今回の外遊は中国が周辺国との外交を重視し、これを発展させようとしている証しだ」と述べ、東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国であるベトナム、シンガポール訪問は中国とASEANの結び付きを強化するとの考えを強調している。(翻訳・編集/野谷

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