2015年11月4日、中国紙・環球時報は、ベトナムで、国連の潘基文（パン・ギムン）事務総長の先祖がベトナム人ではないかという話題が持ち上がっていると報じた。

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韓国・聯合ニュースによると、潘事務総長が今年5月にベトナムを訪問した際、ハノイ郊外の漢字姓が同じベトナム人家庭を夫人同伴で訪れ、祠堂（しどう）に線香を上げ、芳名録に「潘家の一員であり、今は国連事務総長として、祖先の教えに従うよう努力する」と記したことが明らかになったためだ。

訪問は当時、非公開で行われたが、最近になって動画共有サイトやSNS上で伝わり、憶測が広がった。

国連事務総長室の関係者は3日、聯合ニュースの取材に応じ、「ベトナムで尊敬を受ける有名な学者の家柄と聞き、忙しい日程を調整して立ち寄っただけで、事務総長の先祖とは関係がない。中国とベトナムには潘姓が多く、憶測はしないでほしい」と説明した。（翻訳・編集/柳川）