銃を持った凶悪犯に対抗、最新鋭の特殊部隊輸送車を導入!―江蘇省南京市

Record China    2007年10月24日(水) 21時53分

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23日、中国公安部は南京公安特別警察隊の実戦レベル向上を図り、フォードE−350製特殊部隊輸送車を配置。各種無線装置と電子制御の催涙弾発射装置を備え、銃弾にも耐える強化ボディとのこと。写真はフォードE−350製特殊部隊輸送車。

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2007年10月23日、中国国際ラジオ放送局(中国国際広播電台)サイト「国際在線」は、中国公安部が南京公安特別警察隊の実戦能力を高めるため、同警察隊に最新鋭の特殊部隊輸送車を配備したことを伝えた。

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この輸送車、車体にフォードE−350を使用。すべて防弾仕様でAK47レベルの銃火器に耐える車体になっている。そのため車体は約6トンで一般車両の2倍から3倍の重さに。また、車内にはコンピューターをはじめ各種無線装置を搭載。電子制御の催涙弾発射装置も9か所設置し、一度に9発発射することも可能。

車両自体は急斜面や悪路での走行も可能で、特殊部隊12人を安全に輸送できるとしている。夜間走行や犯人特定のために最新の暗視装置も備え、暗闇のなかでも250m離れたところにある文字が判読できるという。

銃を用いた凶悪犯罪が多発している中国では、取り締まる側も相応の装備が必要不可欠となっている。(翻訳・編集/本郷智子)

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