慰安婦問題、年内の進展目指して交渉加速することで一致=日韓ネットの受け止めは「進展なし」「並行線」―日韓首脳会談

Record China    2015年11月3日(火) 10時10分

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3日、安倍晋三首相と朴槿恵大統領との約3年半ぶりの日韓首脳会談は旧日本軍による慰安婦問題をめぐり年内の進展を目指して交渉を加速させる方針で一致したが、両国のネットユーザーの間では「進展なし」「並行線」との受け止めが支配的だ。イメージ写真。

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2015年11月3日、安倍晋三首相と朴槿恵(パク・クネ)大統領との約3年半ぶりの日韓首脳会談は旧日本軍による慰安婦問題をめぐり年内の進展を目指して交渉を加速させる方針で一致したが、両国のネットユーザーの間では「進展なし」「並行線」との受け止めが支配的だ。

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韓国・聯合ニュースによると、安倍首相は「50年間の日韓関係の発展の歩みを高く評価しており、これまでの歩みを土台に、未来志向の日韓関係の新時代を構築するため、朴大統領と共に努力したい」と述べた。朴大統領は「外交では信頼が最も重要だ。つらい歴史を癒やすことのできる会談となり、両国関係を発展させていく大切な機会になることを願っている」と強調した。慰安婦問題では朴大統領は「韓日関係の最大の障害物だ。国民が納得できる水準で早期解決すべきだ」と指摘。安倍首相は会談後、記者団に「今年は国交正常化50周年だ。これを念頭に置きながら早期妥結を目指す」「将来世代に障害を残すことがあってはならない」と語った。

これについて、韓国のネットユーザーからは「安倍首相にはまだ、関係を改善させる意志が少しもないようだ」「日本は本当に頑固だね。新しい時代を構築する前に過去を精算するべきでしょ?」と日本を批判する一方、「信頼を強調しているが、朴大統領は国民に1度でも信頼されたことがあるのか?」「つらい歴史は癒やして消そうとするな」など朴政権の対応にも厳しい声が寄せられた。

日本のネットユーザーからは「『つらい歴史』より『ヒドい認知』を治癒させた方がええと思うけどね」「被害者ビジネスを終わりにされたらどうですか?」「並行線かあ。もっとガツンと言って欲しかった」など双方に不満の声が多かった。(編集/長澤)

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