新進気鋭のモンゴル族女流監督デグナー、「告別」で特別賞を受賞―東京国際映画祭

Record China    2015年11月1日(日) 17時40分

拡大

31日、第28回東京国際映画祭が閉幕を迎え、中国からはアジアの未来部門に出品された映画「告別」が、国際交流基金アジアセンター特別賞を受賞した。

(1 / 2 枚)

2015年10月31日、第28回東京国際映画祭が閉幕を迎え、中国からはアジアの未来部門に出品された映画「告別」が、国際交流基金アジアセンター特別賞を受賞した。新浪が伝えた。

その他の写真

今年の東京国際映画祭のコンペティション部門では、ブラジル映画「ニーゼ」が最高賞となる東京グランプリを受賞。同作に出演したグロリア・ピレスが最優秀女優賞を獲得した。また最優秀男優賞には、デンマーク映画「地雷と少年兵」に出演したローラン・モラーおよびルイス・ホフマンが選ばれている。同部門に出品された日本映画3作品、中国映画「ぼくの桃色の夢」(我的青春期)は受賞を逃した。

東京国際映画祭では近年、中国映画や映画人が連続受賞し、幸多い映画祭となっていた。しかし、今年受賞したのは映画「告別」のみにとどまった。同作はアジアの未来部門に出品され、今後が期待される監督に贈られる国際交流基金アジアセンター特別賞を受賞している。

「告別」はモンゴル族の若手女流監督デグナー(徳格娜)が初挑戦した長編映画。監督自身も出演しており、ガンで余命わずかの父親と、その娘との残された時間を淡々と描いている。

今回の東京国際映画祭ではこのほか、香港のジョン・ウー呉宇森)監督に名誉賞の「SAMURAI賞」が贈られている。(翻訳・編集/Mathilda

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携