2015年10月30日、南海網は、過積載トラックの運転手が逆ギレして積み荷の砂利をいきなり降ろし、取り締まりの交通警官があわや生き埋めになりかけたと報じた。

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事件が起きたのは20日、海南省海口市。交通警官が規定以上の積み荷を積んだ過積載トラックに停車を命じたが、トラックは検問を強行突破しようとした。どうにか停車させ、積み荷を降ろすよう命じたところ、逆ギレした運転手はいきなり荷台の扉を開いた。近場にいた交通警官は、一気に落ちてきた大量の砂利に埋まった状態に。周囲の警官らが慌てて掘り返したが、30分以上も砂利に埋まる羽目になった。

この事件を中国ネットユーザーはどう見たのか。ルールを守らぬ運転手を批判するかと思いきや、大勢はその反対だ。

「よくやった！」「交通警官なんざ埋めて当然」「掘り返せないようにもっとちゃんと埋めなきゃ」「過積載をやらなきゃもうからない。そういうふうにしている国が悪い」「罰金取るのが目的なんだろ。ひどいやつらだ」など、交通警官を非難する声が圧倒的だ。日頃から「なにかと難癖をつけては罰金を取る存在」と嫌われていることが背景にあるようだ。（翻訳・編集/増田聡太郎）