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日本兵と日本酒を酌み交わしたおじいさんの言い付け=「日本人を憎んではいけない、自分の目でしっかり物事を見なさい」―中国人学生

日本僑報社    2015年11月3日(火) 12時55分

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国税庁はこのほど、日本国内で国産の米や水を原料に製造された清酒だけを「日本酒」と呼べるようにすることを提案した。そうしたなか、長春理工大学の李爽さんは、日本酒をめぐる中国人と日本人の交流について、作文に次のようにつづっている。写真は日本酒。

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国税庁はこのほど、日本国内で国産の米や水を原料に製造された清酒だけを「日本酒」と呼べるよう酒類業組合法を改正することを提案した。背景には、安価ながら質のいい「日本酒」が中国などで製造され出回っていることがあるようだ。そうしたなか、長春理工大学の李爽さんは、日本酒をめぐる中国人と日本人の交流について、作文に次のようにつづっている。

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私のおじいさんは、私が子どもの時からよく、「日本酒はいい」と言っていましたが、どうしておじいさんがこんなに日本酒が好きなのか理解できませんでした。

おじいさんが若い時、ちょうど日中戦争が行われていました。おじいさんは兵士として、瀋陽で戦争に参加しました。兵士の生活はとても苦しいです。おじいさんは敵の日本人をひどく憎みました。

ある日、おじいさんは深手を負ってしまいましたが、日本の兵士に救われました。その兵士はおじいさんの面倒をよく見てくれました。そして、おじいさんととても仲が良くなりました。日本兵は自分のことや、自分の家族のことをよくおじいさんに話してくれたそうです。その時、「日本人にもいい人がいる」とおじいさんは思ったそうです。

兵士と一緒に生活している間に、おじいさんは日本語も覚えました。それだけでなく、日本酒も大好きになりました。二人は日本酒を飲みながら、未来を語り合いました。兵士は「日本酒の中には家族の温かさがある」と言ったそうです。そして、日本酒は二人の「友情をつなぐ橋」として、彼らの感情を深める役目をしました。

戦争が終わって、その兵士は日本に帰る前に、おじいさんに日本酒を1本くれました。「これは最後の1本だ。お互いに元気でいよう」と言って別れました。その後、二人は二度と会うことはありませんでした。あれからおじいさんは、いい日本酒を探すために、どんな遠くまでも出かけていきました。それに、中国人に日本酒の良さを一生懸命話しました。最初、みんなは、おじいさんの行動を理解できませんでしたが、落胆することなく、いっそう熱心に、みんなに日本酒を広めました。

おじいさんはわざわざ日本へ行って、日本酒の文化と作り方を学びました。おじいさんは中国で日本酒醸造所を開設したいと思っていましたが、さまざまな理由で実現しませんでした。「日本民族はいい民族だ。日本酒の中に日本民族の精神がある。確かに彼らは私たちを傷つけたけれど、私たちは勉強しなければならないところがたくさんある」とおじいさんはみんなに言います。おじいさんは私によく言いました。「日本人を憎んではいけない。自分の目でしっかり物事を見なさい。勝手に判断したり、一方的に物を見てはいけない」と。

おじいさんの影響で、私は大学で日本語を選びました。私はどんどん日本が好きになっています。日本人は自然を愛する民族です。日本人は常に向上しようとする民族です。日本人は自分の文化と風習を大切に守っています。中国ですでに絶えたたくさんの伝統的行事は日本に定着しています。外国の長所を取り入れ、自国の文化を作ってきました。日本の歴史は長くありませんが、光り輝いています。

おじいさんは日本と中国が共に発展する姿を見たいと言っていました。おじいさんは中国の人たちに、自分の日本人に対するこの感情を理解してほしいと願っていました。おじいさんはこの世を去る時、「日本酒をもう一度飲みたい」と言い残しました。(編集/北田

※本文は、第七回中国人の日本語作文コンクール受賞作品集「甦る日本!今こそ示す日本の底力」(段躍中編、日本僑報社、2011年)より、李爽さん(長春理工大学)の作品「日本酒をもう一度飲みたい」を編集したものです。文中の表現は基本的に原文のまま記載しています。なお、作文は日本僑報社の許可を得て掲載しています。

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