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重慶市秀山県で21日に発生した花火工場の爆発は、死亡16人、重軽傷15人、行方不明1人の大惨事となった。工場の建物2階建て3棟が一瞬にして廃墟となり、付近の一般家屋にも被害が。資料写真。
2007年10月23日、中国のニュースサイト「中国新聞網」は、21日に重慶市秀山県洪安鎮で発生した花火工場爆発事故について報じた。
10月21日午前7時20分ごろ、花火工場内の爆竹製造現場で突然激しい爆発が起こり、現場にいた作業員数十人が巻き込まれた。この爆発で花火工場の2階建て3棟の建物が一瞬にして廃墟となり、工場から半径100mの範囲内にある約20戸の一般家屋も被害を受けた。また付近を偶然通りかかった通行人4人も怪我を負った。
秀山県人民政府の発表によると、これまでに死者16人、負傷者15人(うち4人が重傷)、行方不明1人となっている。
翌22日午前11時、生存者および負傷者の救出は基本的に終了しており、詳しい事故原因を現在調査中とのこと。(翻訳・編集/本郷智子)