日中の米国債保有高が急減、その理由とは?―米紙

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19日、中国は人民元レート保持のために8、9月に外貨準備を取り崩したと伝えられており、それが米国債減少につながった可能性が高い。

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2015年11月19日、参考消息網によると、日中は急ピッチで米国債保有高を減らしており、利上げ予期が懸念を招いている。

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米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、米財務省は17日、9月時点での各国の米国債保有高を発表した。首位の中国は前月比125億ドル(約1兆5400億円)減少の1兆2580億ドル(約155兆円)。今年2月以来の低水準となった。2位の日本も199億ドル減(約2兆4500億円)の1兆1800億ドル(約145兆円)。2013年10月の低水準を記録している。

米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測が強まるなか、世界の機関投資家は極めて慎重な姿勢を取っている。中国は人民元レート保持のため、8、9月に外貨準備を取り崩したと伝えられており、それが米国債減少につながった可能性が高い。日本の状況についてははっきりしないが、予防的な損失回避のための売りがかさんだ可能性があると専門家は指摘している。(翻訳・編集/増田聡太郎



   

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