米が中国の人工島海域に駆逐艦派遣、「敏感な時期」に米太平洋軍司令官が訪中へ―中国メディア

Record China    2015年10月30日(金) 12時55分

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29日、環球網は、南シナ海の南沙諸島で中国が造成した人工島から12カイリ以内に米海軍の駆逐艦が進入した「敏感な時期」に、米太平洋軍のハリス司令官が中国を訪問すると報じた。写真は中国による埋め立てが進むファイアリー・クロス礁。

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2015年10月29日、環球網は、南シナ海の南沙諸島で中国が造成した人工島から12カイリ以内に米海軍の駆逐艦が進入した「敏感な時期」に、米太平洋軍のハリス司令官が中国を訪問すると報じた。

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海外メディアによると、日本人の血を引くハリス司令官は11月2日から中国を訪れ、中国軍の幹部らと対話する。同司令官は今回の艦艇派遣の実際の指揮者だが、訪中はそれ以前から調整が進められており、米国の最新行動とは直接的な関わりはない。

中国海軍軍事学術研究所の張軍社(ジャン・ジュンシャー)研究員は、「両国の軍高官が接触を強化することは良いことだ。中国が南シナ海で行っている権益保護活動を米国に正しく理解させることにつながる」との認識を示した。

カーター米国防長官は、米海軍が中国の人工島付近にさらなる艦船を派遣する計画があることをにおわせる発言をした。中国外交部は2日連続で抗議を行っている。(翻訳・編集/柳川)

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