2015年12月20日、東京・新大久保周辺での嫌韓デモを報じた韓国・SBSテレビは、日本の警察がデモ行進を容認するという「異常行動」を取ったとして批判的に伝えた。

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20日午後、コリアンタウンが広がる東京新宿・新大久保付近で180人余りが参加する嫌韓デモが行われた。周辺での大規模なデモはおよそ2年3カ月ぶりで、この間こうした嫌韓デモを事実上禁止してきた警察が、今回は容認した形だという。現場には、デモ隊とデモに反対する市民間の衝突を防ぐため警察官が出動していたが、市民らの「なぜデモを許可したのか」との問いには回答がなかった。

SBSは警察のこうした対応を「異常行動」との見出しで報じ、韓国のネットユーザーも怒りの声を数多く寄せた。

「やっぱり日本は日本だ。いつまた韓国に押し入って来るか分からない」

「また日本に裏切られた。先進国とは言うけど、こういうやり方はひどい」

「警察はむしろデモ隊を助けているじゃないか。こんなのは警察じゃない。制服を脱ぐべきだ」

「日本人が謝罪しないうちは、韓国の敵だ」

「これは安倍首相が作り上げたストーリーに違いないと、僕は最初から思ってた。韓国人をそそのかして靖国の事件を起こさせ、日本の危機を嫌韓で乗り越えようとしているんだ」

「靖国の爆発事件も、お金で仕組まれたシナリオだろう」

「いくら日本が憎いと言ったって、韓国で嫌日デモなど見たことがない。世界のどこに行っても、特定の国が憎いからとデモをする国を探すのは難しいだろう」

「この事実を全世界に広めるべきだ。日本人が恐れるのは、韓国や中国ではなく欧米からの評価だ」

「これが本当の日本の意識レベルなんだよ。道にごみを捨てないからって先進国だと思ったら間違いだ」

「強国の中国には歯向かえないのに、韓国にだけ当たり散らすとは汚い」

「日本人が尊敬を受けられない理由はこういう所にある」（翻訳・編集/吉金）