「中国は反日映画の過度な放送やめるべき」米専門家の主張に、中国ネット「反日なければ国内の矛盾どうするの?」「中国の方が戦争起こす危険性高い」

Record China    2015年11月1日(日) 8時0分

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30日、日中の問題に詳しい米国の社会学者エズラ・ヴォーゲル氏の発言に、中国ネットユーザーが反応を示している。資料写真。

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2015年10月30日、日中の問題に詳しい米国の社会学者エズラ・ヴォーゲル氏の発言に、中国ネットユーザーが反応を示している。

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ヴォーゲル氏は28日に北京大学スタンフォードセンターで講演を行い、日本の問題を指摘する一方で、中国も関係改善に努力すべきだと主張した。同氏は中国側に、反日映画の過度な放映をやめることや、民間交流を増やすことなどを提言。「ひとたび(反日)運動が起きてしまうと、止めるのは難しい。中国の左傾化、日本の右傾化は相互に助長し合っているが、そうした感情的なものから離れるべきというのが歴史の教訓だ」と主張した。

これに対して、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)にはさまざまなコメントが寄せられた。最もほかのユーザーからの評価の高かった(“いいね”が多い)コメントは、「反日を宣伝しなかったら、どうやって庶民の視線をそらすんだ?庶民が日本を恨んでいればこそ、指導者はやりたい放題に汚職ができる」というもの。次に評価が高かったコメントも、「日中の矛盾がなければ、国内の矛盾はどうする?」というものだ。

以下、「ほかのことは置いておくとして、中国の左傾化思想はますますひどくなっている」「わが国の民族主義は、長年、利より害の方が大きい。わが国が新しい戦争の発生地になる危険性は今日の日本より高い」「残念ながら、共産党と広電総局(※中国全土のメディアを管轄する機関)はそうは思っていない」といったコメントも評価が高かった。(翻訳・編集/北田

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