2015年10月26日、中国のインターネット上で最近、“情緒あふれる”辞職願が話題となった。中国紙・環球時報が伝えた。

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「世界はこんなにも広いのだもの、自分の目で見てこなければ」。先日、こんな理由を堂々と退職願に綴って教師の職を辞した河南省鄭州市在住の女性が話題となった。「ロマンがある」「わたしも見習いたい」など、インターネット上でこれを賞賛する声が飛んだが、このほどこれを上回る“大胆な”休暇願があるということでさらなる話題となっている。

「夫の顔をもう忘れてしまいそうなので、ちょっと会いに行ってきます」。山東省済南市在住のある女性は職場に対し、このような理由で、10月18日から27日まで合計10日間の休暇を申請したという。彼女は夫と別居中のようで、夫はチベット自治区ラサ市に住んでいるようだ。中国東岸の山東省から西端のチベットに行くには当然、まとまった休暇が必要になるだろう。

インターネット上に拡散しているこの休暇願の画像を見ると、女性の勤務先は国営の鉄道建設企業。おそらく夫婦は勤務先の同僚同士だが、別々の建設プロジェクトに配置されて遠隔地での別居を余儀なくされているのでは？とネットユーザーたちは推測している。（翻訳・編集/愛玉）