中国外相、「軽率な行動、やめるべき」=南シナ海人工島への米駆逐艦派遣をけん制、中国ネットも事態の進展に注目

Record China    2015年10月27日(火) 12時55分

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27日、米海軍が南シナ海の南沙諸島で中国が造成した人工島から12カイリ以内に艦船を進入させると報じられた問題をめぐり、中国の王毅外相は「軽率な行動はやめるべきだ」と米国をけん制する発言をした。写真は王毅外相。

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2015年10月27日、米海軍が南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島で中国が造成した人工島から12カイリ以内に艦船を進入させると報じられた問題をめぐり、中国の王毅(ワン・イー)外相は「軽率な行動はやめるべきだ」と米国をけん制する発言をした。環球網が伝えた。

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米国防当局者が26日に明らかにした話として、米海軍が24時間以内に南沙諸島のスービ礁とミスチーフ礁に駆逐艦「ラッセン」を派遣する計画と伝えられており、王外相は「現在、事実確認を進めているところだ」とした上で、「仮に事実であれば、米側に再考するよう忠告する」「軽率な行動や、あえて紛糾を引き起こす行為はやめるべきだ」と語った。

この報道について中国版ツイッター・微博(ウェイボー)にはさまざまなコメントが寄せられており、米国への抗議や米国製品の不買を呼び掛けるコメントなどが見られた。また、中国と米国の国力の差を指摘する意見やロシアプーチン大統領に支援を求める声、習近平(シー・ジンピン)国家主席の9月の訪米成果を問うようなコメントもあった。(翻訳・編集/野谷

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