高まる中国と欧州の蜜月関係、オランダ国王夫妻が中国を訪問―米華字メディア

Record China    2015年10月27日(火) 14時51分

拡大

24日、中国の習近平国家主席はわずか10日の間に二つの王国の元首と会見する。英国ではエリザベス2世女王と会見し、帰国後は訪中したオランダのウィレム=アレクサンダー国王夫妻と会見する。写真はオランダ王家の居城ヘット・ロー宮殿。

(1 / 2 枚)

2015年10月24日、米華字メディア・多維新聞によると、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席はわずか10日の間に二つの王国の元首と会見する。英国ではエリザベス2世女王と会見し、帰国後は訪中したオランダのウィレム=アレクサンダー国王夫妻と会見する。

その他の写真

ウィレム=アレクサンダー国王夫妻は今月25〜29日の日程で中国を国事訪問することになっている。中国からの招待を受け、今月上旬には中国を訪れる意向を示していた。オランダの企業家250人余りを引き連れての訪問になることを、バート・クーンデルス外務大臣が明かしている。

ウィレム=アレクサンダー王が王位を継承したのは2013年4月のことで、14年には初めて中国を国事訪問したオランダ国王となった。会見では第2次世界大戦や中国の歴史・文化について語り合ったほか、21世紀における中国の指導的役割や今後の課題などについても意見が交わされたと伝えられている。

大学で歴史学を専攻した経歴を持つウィレム=アレクサンダー王は、中国の近現代史にも関心を持っているとされる。国王にとって中国はアジアの大国であり、オランダは欧州の小国という位置付けだが、オランダには欧州最大の港湾を擁する工業都市・ロッテルダムがあり、今回の訪中で両国関係をより密接にさせることで、中国とのビジネスをいっそう活発にさせる狙いがあるとみられている。

中国と欧州各国の首脳は近年頻繁に行き来している。経済分野だけでなく、人的交流や文化的交流も積極的に進められており、記事は「中国と欧州は蜜月関係を迎える」としている。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携