英中関係の黄金時代幕開け?人権問題棚上げの返礼に莫大な投資を獲得した英国―米メディア

Record China    2015年10月23日(金) 14時9分

拡大

19日、人権問題を棚上げし、中国との接近を図った英国に対し、中国は莫大な投資という返礼をもたらした。

(1 / 2 枚)

2015年10月19日、CNNは記事「中国と英国:新“特殊な関係”の予兆か」を掲載した。22日付で環球時報が伝えた。

その他の写真

習近平(シー・ジンピン)国家主席の訪問を、英国は最高級の格式で出迎えた。今回の訪問は英中黄金時代の幕開けだとキャメロン首相は中国中央テレビ(CCTV)のインタビューに回答している。

英中関係は良好な状態が続いていたわけではない。2012年のキャメロン首相とダライ・ラマ14世の会見で悪化し、その後も中国メディアは「昔日の帝国」「旅行と読書にはちょうどいい欧州の老舗」などとこき下ろしていた。この状況を変えたのは英国の姿勢だ。

オズボーン財務相が主導した新たな対中外交では、人権問題は棚上げされ中国との接近が図られた。オズボーン財務相は今年9月に弾圧と襲撃事件が相次ぐ新疆ウイグル自治区を訪問するというパフォーマンスまで行っている。

英国の外交方針転換は巨額の返礼を引き出した。中国の対英投資は2011年の5億1000万ドル(約616億円)から2014年には85億ドル(1兆300億円)に急増。また、今回の訪英では原子力発電所建設に対する投資など約400億ポンド(約7兆4400億円)もの契約が取り交わされた。(翻訳・編集/増田聡太郎

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携