「米国は南シナ海問題に過度に関与すべきではない」=中国の人工島12カイリ内の米軍進入に、シンガポール前外相が苦言―中国メディア

Record China    2015年10月22日(木) 15時40分

拡大

21日、環球網によると、南シナ海での活動をめぐって米中の緊張が高まる中、シンガポールのジョージ・ヨー前外相は米国に対して苦言を呈した。写真は南シナ海。

(1 / 2 枚)

2015年10月21日、環球網によると、南シナ海での活動をめぐって米中の緊張が高まる中、シンガポールのジョージ・ヨー前外相は米国に対して苦言を呈した。

その他の写真

中国・北京市でこのほど開かれた会合に出席したヨー前外相は、「中国の人工島12カイリ内に米軍が進入を計画」との報道に関して「米国は南シナ海問題に過度に関与すべきではない」との見解を表明。米国がこの問題に関心を持つ原因は、フィリピンやベトナムなど中国と同海域の領有権を争う東南アジア諸国との関係があると指摘した上で、「米国が過度に関与すれば中国はさらに態度を硬化させる。もし米国が再三の関与をやめれば中国とフィリピン、ベトナムとの交渉がしやすくなる」と語った。

さらに、中国には「寛大な精神」による対応を要請。当事者同士の妥協、譲歩が紛争解決への道となるとの考えを示した。(翻訳・編集/野谷

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携