日中関係は良くないのに、中国人が日本にとどまるのはなぜか―中国ネット

Record China    2015年11月27日(金) 5時10分

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25日、中国のインターネット上に、「日中関係は良くないのに、なぜ中国人は日本にとどまるのか」と題する記事が掲載された。写真は日本のビジネスマン。

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2015年11月25日、中国のインターネット上に、「日中関係は良くないのに、なぜ中国人は日本にとどまるのか」と題する記事が掲載された。

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歴史や領土問題で緊張状態が続く日中両国だが、日本政府の統計では、2015年時点で日本に滞在している中国人は約65万人に上っている。これは、30年前と比較すると10倍に増えていることになる。

日本は生活コストの高い国で、多くの中国人は幼いころからの教育によりこの国を嫌っている。その上、日本経済は低迷し、中国経済は発展している。にもかかわらず、どうして多くの中国人が日本に行くのだろうか。記事はその理由を三つ上げている。

一つは、中国で良い仕事を探すのが難しいこと。中国人留学生の多くは日本の名門大学を卒業できるわけではなく、そうした留学生らはアルバイトに精を出すばかりで日本語レベルもそれほど高くない。日系企業の管理職などには手が届かない。

二つ目は、金銭的な問題。たとえ良い仕事が見つかったとしても、収入面ではやはり日本と比べようがない。日本の月収は平均すると中国の4〜5倍。将来的なことを考えると、日本で働いてお金をためるのが現実的な選択となる。

三つ目は、生活環境の問題。特に、日本で長く生活した人は、国内の不衛生で秩序のない生活に適応するのが難しい。一度帰国した人の中には、再び日本に戻る人もいるのだという。(翻訳・編集/北田

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