韓国のデパートで非常識行動をとる客と土下座謝罪する店員の「仰天動画」=「客も客なら店も店」と腹を立てる韓国ネットの気持ちも分かる

Record China    2015年10月21日(水) 9時40分

拡大

20日、韓国のデパートで店員2人が土下座して客に謝罪する動画がインターネット上に公開され、物議を醸している。それにしても、自分の要求を押し通そうとする客も客だが、客の怒りを静めるために土下座までする店も店だ。写真は宝飾品販売店。

(1 / 2 枚)

2015年10月20日、韓国のデパートで店員2人が土下座して客に謝罪する動画がインターネット上に公開され、物議を醸している。それにしても、自分の要求を押し通そうとする客も客だが、客の怒りを静めるために土下座までする店も店だ。

その他の写真

動画サイトYouTubeにアップされた動画には、足を組み椅子に座った女性客が土下座してうなだれた制服姿の女性店員2人を叱りつける様子が写っている。16日午後、デパートの売り場で客の1人が撮影し、投稿したものだ。

怒っているのは7〜8年前にこのメーカーの別の店舗で20万ウォン(約2万1000円)ほどで貴金属を購入した女性。女性の母親が修理を依頼したが、規定上、修理代の8割は自己負担と聞かされ、それを知った女性はメーカー本社に抗議し、無償での修理を受け入れさせた。しかし、出向いたデパートで次回以降は「自己負担」になると説明され、怒りを爆発させたため、店員2人は土下座して謝罪した。デパート側は「事態を早く収めようと、自ら土下座したもので、客のパワハラではない」と説明。店員自身も客の処罰を望んでいないという。

この報道に頭にきたのが韓国のネットユーザー。「7〜8年も使ったら、修理代を出すのは当然」「どうしてこんなに常識の通じない人が多いんだ?」「パワハラを通り越して、こじき根性」など客を批判する一方、「なぜ土下座までしたのか、店員の行動も理解できない」「店員を卑屈にさせるような韓国サービス業の実態を正すべき」などデパート側の対応も問題視した。

日本ネットからは一部に「1年以内ならまだしも、7〜8年なら客が負担するのは普通のような気がするけど」と常識的な反応を示す向きもあるものの、「そんなことなんか、今始まったことじゃないけどね」「確か、昔からよくある話だったよね」「むしろ嘆く方が不思議」と韓国の実情を指摘する声が多かった。客も客だが、店員の行動も理解できないというのが正直な受け止めで、サービス業勃興時代の日本でも、こんな光景がみられたような気がするが、幸いにも当時はまだYouTubeがなかった。(編集/長澤)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携