オバマ大統領の韓国に対する発言に見える米国の焦りと不満―中国専門家

Record China    2015年10月20日(火) 16時18分

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19日、韓国・中央日報によると、米国のオバマ大統領が南シナ海問題で朴槿恵大統領に圧力を掛けた。資料写真。

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2015年10月19日、韓国・中央日報によると、米国のオバマ大統領が南シナ海問題で朴槿恵(パク・クネ)大統領に圧力を掛けた。20日付で環球時報が伝えた。

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オバマ大統領は16日の合同記者会見で、「韓国は米国と緊密な関係があるからといって、中国と良好な関係を築けないということではない」と強調したが、一方で南シナ海問題については「米国は中国が国際規範と法律を遵守することを望んでいる。朴大統領に唯一希望するのは、中国がそれに反することがあれば、韓国は声を上げるべきだということ」と指摘した。

これについて、中国アジア太平洋学会朝鮮半島研究会の曹世功(ツァオ・シーゴン)研究員は、「オバマ大統領が韓国に圧力を掛けたことは、中国と韓国が良好な関係を築いていることに対する米国の焦りと不満を表している」と分析。さらに、「オバマ大統領の圧力は韓国に一定程度の影響を与えることはできるが、韓国は完全に米国の意のままに行動することはない。南シナ海問題にしろ、ほかの問題にしろ、総合的に判断して韓国の利益が最大化される決定をするだろう」としている。(翻訳・編集/北田

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