米国行き機内で出産した台湾女性が国外退去処分に、「妊娠週ごまかして渡航を試みた」と指摘する声も―台湾紙

Record China    2015年10月20日(火) 12時51分

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20日、台湾の女性が米国行きの国際便の機内で女の赤ちゃんを出産した問題で、女性は米移民当局により国外退去、赤ちゃんには米国籍が与えられたことが分かった。資料写真。

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2015年10月20日、京華時報は台湾紙・聯合報の報道を引用し、台湾の女性が米国行きの国際便の機内で女の赤ちゃんを出産した問題で、女性は米移民当局により国外退去、赤ちゃんには米国籍が与えられたと報じた。

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ロサンゼルス行きの便に乗ったこの女性は離陸から6時間後に破水。機長はアンカレッジに緊急着陸することを決めたが、同便に乗り合わせた台湾人医師の協力により女性は着陸の30分前に無事出産することができた。これにより、ロサンゼルス到着は予定より5時間遅れた。

航空会社は妊娠32週を過ぎた妊婦に医師の証明書を求めているが、女性は搭乗手続き時に「32週未満だ」と説明。インターネット上には「陣痛の始まった女性が客室乗務員に機体が米国領空内に入ったどうかを確認していた。出産する際になって医師に妊娠36週目だと告げていた」と指摘する投稿がされており、女性が国外退去処分となった理由は明らかにされていないが、ある関係者は「米当局は、女性が提出したビザ関連の書類に虚偽の記載があると判断したのだろう。子どもに米国籍を取得させる目的で詐欺的な方法を働いたとの疑いが持たれた」と推測している。(翻訳・編集/野谷

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