「移民を受け入れないと日本のように不況に陥る」ロンドン市長の警告に、韓国ネットが反発「今の韓国が移民を受け入れたら混乱が増すだけ」

Record China    2015年10月20日(火) 13時7分

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20日、英ロンドン市長が「移民を受け入れない国は日本のように経済が停滞する」と警告を発したとの報道に、日本と同様に移民受け入れに消極的と言われる韓国のネットユーザーから反発の声が寄せられている。資料写真。

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2015年10月20日、韓国・朝鮮日報は、通商使節団と共に先週訪日したボリス・ジョンソン英ロンドン市長が、「移民を受け入れない国は日本のように経済が停滞する」と警告を発したと報じた。

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英紙ガーディアンが14日(現地時間)伝えたところによると、同市長はテレサ・メイ内務相の「英国の高い移民流入率は、経済成長にこれと言った利得をもたらしていない」との発言に対し、上記のように発言した。同市長はまた、日本の長期にわたる不況は人口学的な問題と関連があると指摘、「日本の実質人口が減りつつある一方で、受け入れる移民の数が非常に少ないことが不況の一因」と述べた。英国の次期首相候補にとの呼び声高いジョンソン市長は、自国の移民受け入れに積極的な立場を取っている。

ガーディアン紙の記事には300を超えるコメントが付き、「日本は難民を受け入れないからこそ人種や宗教による衝突が少ない」と日本寄りのもの、「日本は絶対に英国のような開放的な移民政策を採らない」と日本を批判するものなど、意見が分かれた。

一方、韓国は日本と同様に難民・移民の受け入れに消極的だとして海外メディアから批判を受けている上、近い将来、労働人口・総人口の減少の懸念も抱えている。そんな韓国のネットユーザーからは、「そもそも日本経済は深刻な状態じゃない」「代表的な多人種国家の米国だって経済が崩壊しつつある」「今の韓国が移民を受け入れたら、ますます混乱するだけ」「移民受け入れはその場しのぎの政策。長期的に国家の得にはなり得ない」など、同市長の警告に反発する声が数多く寄せられている。(翻訳・編集/和氣)

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