連日の猛暑の中、涼しげに振舞う海洋動物たち

2006年７月４日、ここは福州（ふくしゅう）左海（ツァーハイ）の「シーワールド」。連日の猛暑、高気温に見舞われていたので、動物たちの体温を下げるため、“霍香正気丸”“龍骨正天丸”などの熱中症防止薬を小魚に混ぜて、サメ、アザラシ、アシカに食べさせたり、ペンギンやアザラシに氷を与えて遊ばせたりしている。さらには、熱帯魚にスイカを食べさせるなど、前代未聞の対策に大わらわだ。こうした飼育員たちの苦労をよそに、気ままに避暑を楽しむ動物たちは、文句なくとてもかわいいものだ。「シーワールド」では、関係者一同、クーラー15台を24時間フル運転させたり、各水槽の温度を一定温度に保持するなどして、海洋動物たちに、この猛暑の中でもベストの環境を与えるために必死である。舞台裏で奮闘する飼育員たちの努力に拍手を送りたい。

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