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豪政府「2020年までに野良ネコ200万匹駆除」、世界的な批判呼ぶ―米華字メディア

配信日時:2015年10月22日(木) 20時30分
豪政府「2020年までに野良ネコ200万匹駆除」、世界的な批判呼ぶ―米華字メディア
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18日、豪政府の「2020年までに野良ネコ200万匹駆除」計画が世界的な批判の対象となっている。しかし、豪政府は「豪州の現状を理解していない発言だ」と反論している。資料写真。
2015年10月18日、米華字メディア・多維新聞によると、豪政府は絶滅が危惧される現地固有の野生動物保護を目的に、2020年までに野良ネコを200万匹駆除すると発表し、世界的な批判の対象となっている。

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豪通信社AAPによると、豪政府は7月、現地で絶滅の危機にひんしている生物を保護することを目的に、ネコ200万匹を捕獲・殺処分するプログラムを実施すると発表。これを受け、英国のロック歌手モリッシーさんやフランスの女優ブリジット・バルドーさんが強く抗議するなど、各国で批判や反対、中止を求める声が上がっている。

しかし、豪環境省絶滅危機種委員会の責任者は、こうした批判に真っ向から否定。動物愛護の行動は称賛に値するが、今回のプログラムへの批判は豪州に対する理解が不足していると同時に、現在豪州がおかれている危機的状況を知らないからだと指摘した。

豪州は絶滅危惧種の数が世界的に見ても多く、野良ネコの増加によって124種が生存の難しい状態にあるという。ネコは約200年前、欧州からの移民が持ち込んだことをきっかけに急増。現在、豪州全土におよそ2000万匹もの野良ネコが生息しており、ネコ1匹につき毎日平均5匹の小動物が捕食されている。

豪政府は外来種の増加に悩まされ続けており、過去にも野ウサギやイノシシを対象にした同様のプログラムを実施している。農作物や牧畜への被害から、増加したカンガルーを毎年一定数殺処分しているほか、やはり増加しすぎたコアラも殺処分している。(翻訳・編集/岡田)
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