2015年10月19日、韓国・聯合ニュースは、韓国人の生活の質が経済協力開発機構（OECD）加盟国の中で最下位圏に属していると報じた。

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OECDの報告書「2015生活の質（How’s Life？）」によると、韓国人が評価した生活の満足度は10点満点中5．80点で、OECD34カ国のうち27位であることが分かった。

韓国の子どもが親と過ごす時間は1日平均48分で、OECD調査対象国の中で最も短かった。一方、学習到達度では読解能力が2位、コンピューターを使った問題解決能力が1位となった。これについて専門家は、「韓国は学力至上主義に没入し過ぎている。激しい競争のために信頼が失われ、健全な共同体文化を形成できずにいる」と指摘した。

また、「社会的つながり」部門でも韓国は34カ国中、最下位となった。「困った時に頼れる親戚や友人がいるか」について韓国は72．37点にとどまり、OECDの平均（88．02点）を大きく下回った。研究者らは、「自分が仕事に追われて、周囲を気にする余裕がないため、他人も自分を助けてくれないと考えているようだ」と分析した。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「愛国心を持つのは4年に1度。W杯の時だけ」

「韓国は恥をかくためにOECDに加入したのか？」

「韓国の会社員はこの記事を見る時間すらない」

「これも全て、朴大統領の指導力のおかげ」

「未来が見えない。韓国は不正腐敗が溢れていて、正義が通用しない国だ」

「韓国の家族の絆は世界一だと考えていたのに、それすら違っていたのか…」

「韓国は金持ちにとっては天国だが、貧乏にとっては地獄」

「仕事も勉強も一生懸命するのに、なぜこんなに生活が苦しいの？」（翻訳・編集/堂本）