中国の環境問題にグリーンピースが警告!「80%の都市で重度の大気汚染」―仏メディア

Record China    2015年10月19日(月) 1時10分

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15日、国際環境非政府組織グリーンピースは「中国の都市の80%が重度に汚染されている」とする報告を発表した。写真は北京。

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2015年10月16日、環球時報はAFP通信の報道を引用し、中国の都市の80%が重度に汚染されているとする国際環境非政府組織(NGO)グリーンピースの報告を伝えた。

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15日に発表された報告によると、今年1〜9月に367都市で観測されたPM2.5の平均値は世界保健機関(WHO)が認める数値の4倍を超えており、うち80%がWHOより緩い中国の国家基準を超過。前年同期に比べると若干の改善は見られたが、大気汚染が依然深刻な状況であることが明らかになった。

汚染が最もひどかったのは新疆ウイグル自治区のホータン、カシュガルと河北省保定市で、環境対策として大掛かりな工場閉鎖措置が取られる首都・北京も深刻な状態が続いている。グリーンピースは先月の軍事パレードに合わせて行われた同市の晴天対策も「短期的な措置で長期的な改善には効果がない」と指摘、次の5カ年計画で石炭の使用上限を定めるよう呼び掛けている。(翻訳・編集/野谷

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