2015年10月13日、韓国・ニューシスによると、韓国の蔚山海洋警備安全署が、漂流する日本の人工漁礁を安全にえい航し、蔚山地方海洋水産庁に引き渡したことについて、長崎県漁港漁場課の関係者らが「今回の事例が日韓友好に役立ってほしい」と感謝の意を伝えた。

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同署によると、8月20日午前、韓国釜山市機張郡鶴里港近くの海上で人工漁礁が漂流しているのが発見された。調査の結果、韓国のものではないと判明したが、同署は人工漁礁を蔚山海域までえい航し、蔚山地方海洋水産庁に引き渡したという。

長崎県漁港漁場課の関係者ら7人は13日、同署を訪れ、「発見された人工漁礁は対馬近海に設置されたものの一部。台風などの影響で流失した」と説明。「1個時価1億5000万円に上る人工漁礁を、原型のまま発見してくれたことに深く感謝する。今回の事例が日韓の関係改善にも役立ってほしい」と述べた。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「日本と韓国は家族のようなもので、協力するのは当たり前のこと。水くさいな〜」

「さすが礼儀正しい日本人…。韓国まで来て、直接お礼の言葉を伝えるなんて！これを機に日韓友好関係が発展しますように！」

「人工漁礁も韓国に流れてくるのだから、放射能なんか一瞬で流れてきたのだろう…」

「北朝鮮だったらしらばっくれていた。そして、ばれたら保管料を請求していただろう」

「良いことをしてあげても、日本からは何も返ってこないよ」

「金を要求しろ。流失物だから、10％の1500万円を受け取るべきだ」

「1億5000万円？日本の人工漁礁は一体何でできているんだ？」

「日本製品にも不良品が存在するの？」（翻訳・編集/堂本）