韓国、中国との「共同申請」で慰安婦資料の世界遺産登録に期待高まる

Record China    2015年10月13日(火) 13時20分

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12日、世界記憶遺産への登録が却下された慰安婦関連の資料について、中国が韓国などと共同で再申請する方針の検討を明らかにした。これに、韓国のネットユーザーからは期待の声が多く寄せられている。資料写真。

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2015年10月12日、中国政府は、このほど世界記憶遺産への登録が却下された従軍慰安婦関連の資料について、韓国など他の被害国と共同で再申請する方針を検討すると明らかにした。韓国・聯合ニュースなどが伝えた。

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中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)副報道局長はこの日の記者会見で、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が慰安婦関連の記録を世界遺産に登録しなかった理由について問われ、「ユネスコ側は、中国以外の国にも慰安婦被害者が存在することから、他国との『共同申請』を提案してきた」と回答した。これにより、中国は最も慰安婦被害者が多いとされる韓国などと協力し、関連資料を17年のユネスコ会議で再申請するとの見方が高まっている。

ユネスコが中国に共同申請を勧めたことについてユネスコの報道担当者は把握していないとしているが、韓国ではユネスコの「提案」に期待を寄せる声が高まっている。韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられた。

「慰安婦問題で苦痛を味わったすべての国が協力し、世界記憶遺産への登録を絶対に実現すべきだ」

「中国と手を結んでユネスコに働き掛けることに賛成!」

「中国、頑張れ!」

「これは中韓vs日本の闘いではなく、世界の女性の人権問題として扱うべき問題だ」

「最も被害を受けたのは韓国なのに、先んじて主導するどころか、中国が引っ張ってくれている。韓国の政治家たちは国民に対して恥ずかしくないのか?」

「一日でも早く登録できるよう、政府は積極的に動いてください!」

「こんな時、中国を本当に尊敬すべきだと思う」

「中国よ、金を使ってでも必ず登録しよう」

「世界で拡大しつつある日本の発言権を、世界遺産への登録によって押さえ付けなければならない」

「韓国政府に能力がないなら、中国の力を借りてでも必ず登録すべきだ!」

「中国人は好きではないけど、これに関しては拍手を送りたい」

「明らかにすべきことを確実に明かして、日本がこれ以上弁解できないようにしよう」(翻訳・編集/和氣)

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