サムスンが「ノーベル賞プロジェクト」、現業と無関係の研究にも大胆投資=韓国ネット「なぜ賞に命を懸ける?」「韓国はサムスンがないと駄目だね」

Record China    2015年10月9日(金) 19時10分

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8日、韓国サムスングループが基礎科学などの分野に莫大な資金を投資し、ノーベル賞を受賞できるような科学者を育成する計画だとの報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。資料写真。

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2015年10月8日、韓国メディア・韓国経済は、韓国サムスングループが2023年までに基礎科学などの分野に1兆5000億ウォン(約1560億円)もの資金を投資し、ノーベル賞を受賞できるような科学者を育成する「ノーベル賞プロジェクト」を進めていると伝えた。

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サムスンは8日、今年下半期の未来技術育成事業のテーマとして基礎科学・素材技術・情報通信技術分野において38の項目を選定したと発表した。この事業は一昨年、サムスンが専門財団を設立して始めたもの。38の項目には、同社の現業とは関連がなく、数年以内の事業化が想定できない物も多いが、大学や企業の研究所に対し最大10億ウォン(約1億円)を支援する。

分野に関係なく研究の独創性を重視するというこの計画。ある学界関係者が「10年後のサムスンの未来事業開発に大きな役割を果たす」と評価するとともに、将来的に韓国の新たな成長源泉を生み出し、ノーベル賞受賞者を誕生させる可能性もあると期待が高まっている。

これについて、韓国のネットユーザーのからは次のようなコメントが寄せられている。

「やはりサムスン。稼いでるだけ、良いこともたくさんしているね」

「研究開発への投資に関しては、サムスンが政府の代わりに働いてるようなもの。昔からそうだよ」

「これで事業化できると分かったら、政治家や官僚たちが急に手を出し始めるんだろうな」

「韓国が優位に立てるようなテーマを選定したみたいだね。良い結果が出ますように」

「投資だけでなく、管理もきちんとやった方がいい」

「この国はサムスンがないと駄目だね」

「こんなことも企業がやるなんて、ますます政府の必要がなくなる」

「なぜノーベル賞に命を懸ける?賞がないからって、何か国に問題があるのか?」

「お金にならないと見向きもしない国民性から変えないと」

「韓国からちゃんとした政治家はいつになったら出るのか」

「基礎科学は技術を買って来られるものじゃないから、お金だけの問題じゃない」(翻訳・編集/和氣)

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